こんにちは!
車いすカウンセラー、前田真規です。
この度の西日本を中心とした豪雨で、亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、行方不明になってる方々の1日も早い発見と、被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
先月の大阪の地震と、今回の豪雨、そしてその最中の千葉県の地震。
最近の自然災害の恐ろしさは、日本中どこに住んでいても他人事じゃないなと思いました。
大災害が発生した時は、みんな たぶん自分や自分の家族のことで精一杯で、人のことなんか気にしてられないでしょう。
車いすに乗っていて、医療機器も使い、自分では逃げられない私は、少しでも多くの人や機関に自分の存在を知っておいてもらうことが大事。
まだ「非常持ち出し袋」とかも真剣に準備してない私だけど、今すぐできることは今しよう!と思って、
今日は中部電力と地元の消防署の本部に電話しました。
確か10年かそれ以上前に、中部電力には「呼吸器を使っている患者がいる」ということで連絡したはずなんだけど、この10年、なんの音沙汰もないので、ほんとに登録されてるのか確認のために電話しました。
そしたら、「今お調べしてるんですけど、そういった情報はいただいてないようです」と。
えっ!? 昔利用していた訪問看護を通じて連絡してもらったはずなんだけど…。
ないならしゃーない。
あらためて、リスト入りしてもらうことにしました。
使っている呼吸器とそのメーカー、バッテリーの持ち時間、連絡する時の電話番号などを聞かれました。
誰かが、災害時に停電した場合、電力会社が優先的に電気を復旧してくれるって言ってたけど、聞いてみたら、災害時に優先的に電気を復旧するということはしてなくて、例えば町内で工事などがあっても、うちだけは停電させないようにするという対応はできるとのことです。
そりゃそうだよね。
大地震や大洪水とかで停電した時、うちだけ優先的に復旧してもらえるなんて無理だと思う。
あと、雷や事故などで停電した場合は、電力の状況や復旧のメドを安否確認がてら電話で知らせてくれるそうです。
次に、地元の江南市消防本部へ電話。
こちらも10年以上前に昔 利用していた訪問看護から連絡してもらったはずなのに、登録はされてないと。
なので、あらためて情報提供することに。
住所や電話番号、名前、生年月日、病名、医療機器は何を使っているか、家族構成、身体の状態、主治医の連絡先、救急搬送する時にどんな支援をしてほしいか等、根掘り葉掘り聞かれました。
中部電力も地元の消防署も、「大災害の時にはご要望に添えない可能性がある」とのことで、それは了承しました。
ただ、こういう大手の機関に知っておいてもらうことは大事だと思っています。
個人情報がどうのこうの なんて言ってられない。
豪雨の直後に電話したので、両機関とも良心的な応対で嬉しかったです。
夏は台風、ゲリラ豪雨、雷も多い季節。
できる準備を少しずつ…ね。