こんにちは!
車いすカウンセラー、前田真規です。
「許すということは、心の部屋を1つ空けること」
映画「私の頭の中の消しゴム」で、主人公のお父さんが言った言葉です。
誰かを憎んでいたら、憎む心でいっぱいだから、幸せな気持ちも愛情も入ってこない。
憎む気持ちは、愛情と同じくらい強く心を支配するものだから、それを捨てなければ、心に余裕は生まれない。
「人を呪わば穴二つ」ということわざがありますよね?
これは、他人を呪い殺せば、自分もその報いを受けて死ぬことになる。
だから、相手と自分を埋める墓穴が2つ必要になる。
という意味で、これだけ見るとちょっと怖い。(๑ó﹏ò๑)
要するに、誰かを恨んだり憎んだり、仕返ししたいと考えてるうちは、自分自身がその負の感情に支配されちゃって幸せにはなれない。
ということなんだと思います。
私がずっと気にかけている人は、ある人から体に危害を加えられ、もう3年ほど その人を心の底から恨み、憎んでいました。
だから苦しいんです。今も苦しんでいます。
恨みや憎しみで心が支配されちゃってるから。
でも最近、ほんの少し、心の部屋の1つを小さく空け始めたようです。
その小さく空いた部分に、人からの思いやりや愛情が素直に入ってくるようになり、何か始めてみようと新しいことに目を向けることもできるようになってきました。
皆さんは、仕返ししたいと思うほど恨んでる人、
憎んでる人はいますか?
今は、許さなくてもいいんです。
ただ、恨みや憎しみ、仕返ししたい気持ちでいっぱいのその心、片隅でもいいから少し空けてみませんか?
あなたが幸せを感じられるようになった頃、その人のことは忘れているか気にならなくなっているはずです。