こんばんは!
車いすカウンセラー、前田真規です。
卒業シーズンですね。
もうご卒業された障害を持つお子さん、親御さん、おめでとうございます。
小学校はまだのところが多いかな?
特別支援学校に通ってたとしても、普通校に通ってたとしても、親子共々それぞれに苦労や喜びなどたくさんあったと思います。
そして、次に入学する学校のこと、希望とともに不安もたくさんあることでしょう。
私もそうでした。
学生時代は今よりずっと障害が軽かったけど、どちらかというと希望より不安のほうが大きかったように思います。
友達はできるか、仲間外れにされないか、集団行動についていけるか…。
実際に、私の学生生活15年間は、6:4ぐらいで大変だったことのほうが多かったです。
訪看さんが、「小さかった頃の真規さんを抱きしめてあげたいね」と言ってくれたけど、今 当時を振り返って、本当に小さかった頃の自分を抱きしめてあげたい。
「よく頑張ってきたね」って抱きしめてあげたいと思います。
私には子どもがいない、ましてや障害をもつ子の親でもないので、本当の親御さんの気持ちは分かってないのかも知れません。
でも、今こうして私らしく生きていられること、障害があってもそこそこ幸せだなって思えている、子ども側の私から言わせていただけるなら…。
お子さんが将来、強くたくましく社会で生きていくために、親御さんには先回りして世話を焼き過ぎないで、後ろからそっと見守っていてあげてほしいです。
病気のせいで、障害があるせいで、私は不幸だと思いながらお子さんが生きていくなんて、親御さんとして とても悲しいですよね?
どんな親でも、子どもの幸せを願わない親なんていないのだから。
病気があっても、障害があっても、私は不幸じゃないという心を育む経験は、これからたくさんできます。
その可能性を、心配だから、不安だからと先回りして摘み取ってしまわないでほしいなと思います。
あなたのお子さんは、あなたが思ってる以上に、まだ見えていない可能性を秘めているのだから。
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