こんにちは!
車いすカウンセラー、前田真規です。
昨日は、在宅医療にしてから初めてのレティナの入れ換えでした。
病院でも緊張するのに、在宅で、しかも初めての先生。
「緊張しますか?」と聞かれて、「すごい緊張します」と答えました。
そしたら、「やるほうも緊張します・笑」と。
そりゃ そうだよね。
カニューレの入れ換えと違って、ちょっと技術を要するレティナの入れ換え、初めての患者、しかも入れにくい患者だと聞けば、先生だって緊張するよね。
「さぁ、やりましょか」と先生が私の前に来た時、「ちょっと待って」と、先生の手を押さえてしまいました。
大きく息を吸って落ち着いてから、「お願いします」
先生が今 入っているレティナをそっと抜いて…。
箱から新しいレティナを取り出したその時!
違う!それ違う!
サイズは合ってるけど、レティナの種類が違う!
慌てて身振り手振りと口パクでそれを伝えて、とりあえず今まで入ってたやつを洗って消毒して、再び入れてもらいました。
入れるのは上手かった!
血もまったく出なかったし。
入れ終わってから、先生が謝ってくれました。
「今回は違うのを待ってきちゃってすみませんでした。
今後は絶対間違えないようにします」と。
私も、今後は抜く前に新品のを箱から出してもらって、確認してからやってもらうようにしようと思います。
先々週初めて家に契約に来てくれた時は、クールで自信満々な様子にムムッ?と思ってたけど、2回目会ってみて、少し印象も変わりました。
技術と知識に基づいた自信なんだと。
クールだと思ってたのも、これからお互いを知るうちに変わっていきそうな気がします。
なにか楽器が入ってるの?というくらいの大きなトランクを持ってきてたので、「それ何ですか?」って聞いたら、「気管支鏡です。何かあったら見るために」って言われました。
それから、一緒についてきた看護師さんが、
「熱計りますね。眼鏡とって下さい」と言うからビックリ。
なんで熱計るのに眼鏡を取るの?って。
そしたら、ハンディータイプの機械を私の目に向けて、ピッといって2秒くらいで熱が計れました。
なにそれ、初めて見た!
どうやら、赤外線で熱を計る機械のようです。
若くてパーカーを着てくるような先生、レティナの入れ換えが上手ければ、一生ものの先生になるなと思ってたら、本当に上手かったので、
「先生、上手い。一生ついていきます!(笑)」
と言ったら笑ってました。
ITにも長けていて、持ってるパソコンですぐに調べて、卓上の小さなプリンターでプリントアウトもする。
一般的に去痰剤といえば、ムコダインかムコソルバンを出されて、私もそれを使ってきたけど、私は痰が粘調すぎるということで、痰をサラサラにする新しい薬を出してくれました。
頼りになりそうな先生。
在宅クリニックを立ち上げて、まだそんなに経ってない先生のようだけど、在宅で暮らす患者の気持ちは、これから付き合っていく中で知ってもらえたらと思っています。
良い先生との出会いに感謝です。