こんばんは!
車いすカウンセラー、前田真規です。
今朝、大阪高槻市を中心に、関西圏で大きな地震がありましたが、その辺りにお住いの皆さんは大丈夫でしたか?
こちら名古屋(正確には愛知県江南市アセアセ) でも少し揺れたので、自分では身動きとれない私も恐怖でした。
気象庁が、「今後1週間程度は、同程度またはそれ以上の地震が起こる場合がある」と発表してたので、お互い気をつけましょう。
こういう身体なのに、備えを全くしてない私んち、今度こそ真剣に対策しなければ!
また地震がきたらどうしよう?(特に一人の時) とドキドキの中、今日は午後から大きなプロジェクトがありました。
先日の「ガイアの夜明け」を観て下さった、名古屋社会福祉法人「ケアマキス」グループの、特別養護老人ホーム「ケアマキス柴田」様(名古屋市南区)のご入居者様への高齢者回想法トライアルを実施させていただきました。
パソコンの画面越しにギャラリー(施設のスタッフの方々、寝たきり社長の佐藤仙務さん)が見てる中、お2人のご入居者様のお話を伺いました。
これによってJPA(日本ピアカウンセリングアカデミー)とご契約していただけるかどうかがかかっているとも言えるので、責任重大やん!
最近、さらに気道が狭くなって、1時間半〜2時間程度の自発呼吸で、酸欠による頭痛が出るので、開始時間のギリギリまで呼吸器を着けて体力温存していました。
ヘルパーさんに服を着替えさせてもらって、呼吸器つけながら自分でメイクして…。
呼吸器を外してパソコンの前に座ったら、ここからはプロとしての対応をしなければなりません。
一人目の方は、滑舌を良くするための、お口の「パタカラ体操」も 私について上手くやって下さいました。
お話も、こちらから特に問いかけなくても、ご自分から積極的に話して下さり、時間がオーバーしてしまうくらいでした。
二人目の方は、ちょっと難しかった。
緊張されてたのもあると思います。
そりゃそうだよね。
いきなりパソコンの前に連れてこられて、初めて見る私と対面して話すなんて。
ただ、スタッフの方によると、元々ご自分から話すことはない方だそうで、今回も終始タオルをお口に当てて、しきりに拭いておられ、話を引き出そうと質問をしても、無言…てな場面がたくさんあって、正直 私も困惑してしまいました。
でも、最後の最後で、あることに対して反応して下さり、少しお顔の表情や声のトーンが変わったのが分かりました。
後ろで見守ってくれてた寝たきり社長の佐藤仙務さんが、終わった後に、「二人目の方も、パソコンの前に座る前と帰って行く時の表情が違ってましたよ」と言って下さり、ホッとして すぐに呼吸器を着けました。
高齢者の介護予防にもなる回想法ですが、積極的にお喋りしてくれる方ばかりではないこと、問いかけても話が続かない人、軽い認知症の方への対応もあります。
今回もとても良い経験をさせていただきました。
ご契約いただけても見送りでも、この経験を今後に活かしていきたいと思います。
名古屋市南区の「ケアマキス柴田」様、ありがとうございました!
ちなみに、「ケアマキス」という名前、どんなイントネーションで読めばいいんだろう?と気になっていました。
「ケア・マキス」なのか「ケアマ・キス」なのか。
HPを拝見したら、Care Makis と書いてあったので、「ケア・マキス」って読めばいいのね。
別に区切って読まなくてもいいと思うけど、イントネーション的に。