こんばんは!
車いすカウンセラー、前田真規です。
zoom対面ピアカウンセリングをご利用下さった方から、アンケートによりご感想とブログへの掲載許可をいただきましたので、ご紹介させていただきます。
Y.S様
真規さん、こんばんは。
一昨日はありがとうございました。
あれから例のヘルパーさんに言えました!
話しはじめたら感情が高ぶって、泣きながら話してしまいましたが、ヘルパーさんは、「ごめんね。言ってくれてありがとう。これから気をつけるね。また何かあったら遠慮しないで言ってね」と言ってくれました。
真規さんと一緒に練習したおかけです。
ありがとうございました!
またよろしくお願いします。
あと、歌を歌うのも頑張って下さい。
色んな歌を聞くのを楽しみにしています。♪(*´○`)o¶~~♪
原文そのままに、改行だけさせていただきました。
Yさん、ご感想とブログへの掲載許可をありがとうございます。
主訴は、Yさんのところに週2回来てくれるヘルパーさんが、お喋りが多すぎて時間が足りなくなり、やってもらいたいことが全部できずに帰ってしまう。
以前やんわりと注意したけど直らない。
だからといって、ヘルパー不足のため他の人に変えてもらうこともできないから、注意して気まずくなったら嫌だ。
最近はヘルパーさんが話しかけてくるとうんざりしてくる。
ということでした。
Yさんは脳性麻痺で言語障害があります。
私に話してくれてる時も感情が高ぶって涙声だったので、ヘルパーさんに勇気を出して伝えた時の様子も想像できました。
一生懸命伝えたんですね。
以前 注意したけど直らなかったと仰いましたが、どんな風に注意したのか私がヘルパーさんだと思って再現してみてもらったら、ちょっと弱いんですね、伝え方が。
「アサーティブ」というコミュニケーション方法があります。
「アサーティブ」とは、自分も相手も尊重しながら、自己主張や自己表現をすること。
自己主張するっていうと、生意気、気が強いと思われるんじゃないかと思うかも知れないけど、そうじゃなくて、相手を嫌な気持ちにさせない上手な伝え方っていうのがあるんです。
ただ、アサーティブな伝え方は筋力トレーニングみたいなものと言われてるだけあって、すぐにできるものではなくて、練習、トレーニングが必要なんですよね。
今回、私がそのヘルパーさんの役になって、どう伝えたらその後 気まずくならず、行動を気をつけてもらえるようになるか、2人で考えながらロールプレイしました。
その後、ヘルパーさんに誠実に言うことができて、お喋りばかりで仕事の手を止めちゃって時間がなくなるということは少なくなったそうです。
お喋り好き過ぎる?ヘルパーさんのようで、まだ完全に安心できる状態じゃないとのことですが、ヘルパー不足の中での貴重なヘルパーさん。
上手にコミュニケーションして良い関係を築いていけるといいですよね。