こんばんは!

車いすカウンセラー、前田真規です。

 

梅雨入り前の貴重な晴天だった昨日、京都に行って来ました!

 

以前、テレビで、足腰の神様が祀られてる京都の「護王神社」を紹介してて、5、6年前から足と腰が悪くなった母のことを思って、すぐにスマホにメモしといたの。

 

そしたら、去年くらいから足が痛くなりすぎて、スーパーの中を歩くのも辛くなっちゃって。

 

腰の手術と足の手術、どちらを先にやるか検討して、まずは足からやりましょうってことになって、5月31日に まずは右足の股関節の人工股関節置き換え術を受けました。

 

母は70歳。

長距離歩けないから、婦人会の旅行も断るようになり、同じくらいの歳の人が山登りに行くのを「ええなぁ」と羨ましがったり…。

 

歩いてる後ろ姿や、たまにうちに来て台所で洗い物をしてくれてる後ろ姿を見るたびに、可哀想だなと思ってました。

 

せっかく手術したのに、「やっても変わらなかった」とか「痛くて堪らない」なんてことになってほしくない。

 

それでふと、「そうだ、京都行こう!」

テレビでやってた、足腰の神様の「護王神社」に!って思い立ったの。

 

日曜日は夫が休みだし、天気予報を見ると、全国的に晴れの予報〜。

 

4日前に思いついたんだけど、これは行くっきゃないでしょ!!と思って。

 

思い立ったら即実行の私。

 

夫が仕事に行ってる間に、勝手に調べて計画して、帰ってきたら、「日曜日、京都に行きたいからついてってくれない?お母さんのお参りに。明日 新幹線の予約してもいい? 行き方も調べたから」と報告。

 

毎日早朝4時45分に出勤&残業ありで常に疲れてる夫、言い出したら聞かない、嫌だと言われたら拗ねる我が儘な私のこと分かってるのか、アッサリ、「まぁ、ええよ」と。

 

京都は4回くらい行ったことがある。

自分で色々できてた頃は、一人で行ったことも。

 

京都には、Facebookでいつも楽しくやり取りさせていただいてるお友達2人が居るの。

 

急すぎるし、お参りしたらすぐに帰って、お守りを渡しに母のお見舞いに行きたかったので、ほんとは一目会いたいな〜と思ってたけど、今回は「京都に来たよ!同じ空の下にいるよー!」と思うだけにしました。

 

もう一人、会いたかった人がいます。

京都寄りの滋賀県に住んでる人。

 

知り合って20年近く、もうずっと毎年 誕生日とクリスマスにプレゼントを送ってくれる人。

 

母と同じ年代で、大のドラゴンズファン。

 

一緒にナゴヤドームにも行ったこともあります。

 

前回 京都に行った時には、神社巡りに付き合ってくれました。

 

優しくて、いつも私を応援してくれるSさん。

 

同じく急だし、会うとしても短い時間しか会えないから、近いとはいえわざわざ京都まで出てきてもらうのは悪いなと思って、京都に行くことは言わないでおこうと思ってたの。

 

でも、私のブログを読んでるかも知れないし、あとで知ったら水臭いと思うかな?と思って、一応、行くよってことだけ連絡しました。

 

前日にっ!

 

それなのに、「連絡ありがとう!帰りの京都駅でお茶しましょう」と言ってくれてビックリ!

 

Sさんに会えるのも楽しみな京都行きになりました。

 

前置きが長っ!

 

で、昨日6月3日(日)、行って来ました。

 

名古屋9:33発 博多行き のぞみ13号で。

N700系なので、多目的室といって、車いす用の小さな個室があります。

 

名古屋の次は京都〜。

約35分で着いちゃいます。

 

ワゴンが通りかかったらコーヒー買って、飲みながら一息ついたらもう15分経って、

 

「おしっこしたいな」と言ったら、「えー。もうすぐ着いてまうよ。京都駅まで我慢しろぉ」と言われ…。

 

新幹線で行くと それくらい近いね、京都は。

 

京都駅に着いたら、「護王神社」に行くには、地下鉄烏丸線に乗って丸太町駅で降ります。

 

京都駅はめっちゃ大きい。

 

絶対迷う。と思って、新幹線の中で、夫に「京都駅に着いたら、スロープ出してくれる駅員さんに『とりまる線まで連れてって下さい』って言ってね」と言っておきました。

 

京都駅に着いたら、スロープを持った駅員さんが待ち構えてくれてたので、ホームに降りてから夫が私に言われたとおり、「すいません、『とりまる線』まで案内してもらえませんか?」と言いました。

 

そしたら駅員さんが、クスッと笑いながら、「からすま線ですね」と。

 

からすま線?」って聞き直しちゃった。

 

「はい、あれ、鳥という字じゃないんですよ。よく見ると真ん中の棒がないでしょ?」

 

ほんとだ!「鳥」と「烏」、似てるけど、こっちはカラスやん!

 

とりまる線って。(笑)

 

「誰〜?」「おまえだろ」

 

「恥ずかし〜!」と笑ってたら、駅員さんが「よそから来られる人はよぉ間違えはるんですよ」と言ってくれました。

 

そんで、修学旅行生でごった返す駅構内を、「車いす通りまーす」とか、「ここちょっと下りになってるんで気ぃつけて下さいね〜」とか優しく案内してくれて、「烏丸線(からすま)線の改札まで連れてってくれました。

 

京都駅から丸太町駅までは4駅。

丸太町駅の2番出口を出たら、↓のように歩きます。

 

「右手に見えますのが、京都御所でございます♪」

 

「左手奥には京都府庁がございます♪」

 

なんて言いながら歩いていると、あった!

左側に「護王神社」!

 

入り口の大鳥居には、「足腰お守り」と書かれた大きな紫色のお守りが掲げてあります。

 

ここは、足を怪我したスポーツ選手をはじめ、足腰痛に悩む人たちが参拝に来るんだって。

 

昨日は結婚式をやってました。

 

そんなに大きくない神社だけど、参拝客も結構来てました。

 

お賽銭を入れてお参り。

左右にイノシシが。

狛犬じゃないんだね。

 

母の足腰が良くなりますように。

 

腰を圧迫骨折したお義母さんが良くなりますように。

 

夫の膝の痛みがこれ以上酷くなりませんように。

 

私はもう治らないから、まぁいいや。

 

ここでもお参り。

 

写真には写ってないけど、足跡の石の上に乗って、この石碑をさすります。

 

夫にやってもらいました。

 

それからお守りを購入。

 

母のとお義母さんのと、夫は自分にも。

 

護王神社に一礼して外に出て、これからうどん屋さんに行きます。

 

あっつ!

名古屋も暑いけど、京都もあっつ!

暑いのに うどん屋さんへ。

 

護王神社から歩いて近い、「麺どころ晃庵 御所店」さんです。

 

まずは京生麩の田楽と生ビール生ビール(夫)を注文。

 

生麩の田楽はちっさいけど、外カリカリ中もっちりで美味しかった。

 

それで、私は「京のおばんざい御膳」を注文。(ご飯が付いてたけど、無しにしてもらいました)

 

夫は「海老の湯葉揚げと旬野菜の天ぷら御膳」。

 

運ばれてきたら、こっちのほうが良かったな〜と思う私。

 

私のは温かいうどんにしたけど、普段 濃い味に慣れてるからか、味がうっす!

お湯じゃないよね?ってくらい うっす!(笑)

 

でも、生麩と湯葉のあんかけと、茄子の忘れ煮と、崩し豆腐に長芋が混ぜてある(たぶん)のは美味しかった!

 

食べながらSさんにLINEしたら、もう電車に乗ってるって。

 

30分で着くって言うから、慌てちゃいました。

 

お店を出たら、もう1回「護王神社」の横を通って、ありがとう〜!と。

 

京都御所は新緑が綺麗でした。

 

信号のところで車やバイクが止まるたび、京都に住んでるFB友達が、「真規ちゃん!」って呼び止めてくれるんじゃないかと妄想しつつ…。

 

行きと逆で、地下鉄 烏丸(からすま)線 丸太町駅から京都駅まで。

 

Sさんが南口改札で待っててくれると言ったので、改札を出てからキョロキョロする。

 

なにしろ、10年、10年以上?ぶりだからね。

 

そしたら、「真規ちゃん!」ってSさんのほうが見つけてくれました。

 

「Sさ〜ん!来てくれてありがとう!」と握手。

 

Sさん、全然変わってない。

 

駅の外に出て、ホテル横のカフェでお茶しました。

 

お顔が見えるように、Sさんに向かいに座ってもらいました。

 

お話してると、相変わらず一言一言が優しい。

 

Sさんに、夫とのツーショット写真を撮られました。

 

汗かいたし、帽子で押さえられた前髪がぺったんこなので、失礼ながら帽子を被ったままで失礼します。

 

見よ、この腹!

 

Sさんは気を遣って「貫禄があっていいじゃん」と言ってくれたけど、

 

いかん、102キロはいかん。

力士かっ!(笑)

だから膝が痛くなるんだよねぇ?

護王神社の神様も、神頼みする前に痩せろと言ってるよ。

 

帰ったら母にお守りを渡しにお見舞いに行くため、あまりゆっくりしていられない私たちを気遣ってくれて、30分くらいでお店を出ました。

 

Sさんと。

 

それから、ヘルパーさんが美味しいよって教えてくれた、あんパンのお店「SHIZUYA」(志津屋)にも案内してくれて、あんパン5個入りを3箱買いました。

 

お別れの時。

 

約30分お茶するためだけに、近いとはいえ滋賀県から会いに来てくれたSさんに、心から「ありがとう」と言って握手。

 

私たちが改札内に入って駅員さんを待ってると、改札の外でSさんも待っててくれてる。

 

やめて、泣きそうだから。

 

駅員さんが来たので、Sさんに頭を下げて手を振ったら、Sさんも手を振って、私たちが見えなくなるまで見送ってくれました。

 

夫と、「泣けるね」「ありがたいね」と話しながら新幹線に乗って帰って来ました。

 

京都の駅員さんも優しかったけど、地元の名鉄の駅員さんも、「おかえりなさい!早かったね」って迎えてくれる、優しい駅員さんです。

 

そのまま、母のお見舞いに行きました。

護王神社の写真を見せて、お守りを渡したら、

 

「まぁ〜、ありがとう。京都まで行って お金使わせてまったね」と言いました。

 

今日から本格的にリハビリが始まる母。

護王神社のご利益がありますように。