匠のこだわり。

人気イタリアンの素材へのこだわり。

など…。

こだわりって、それを貫くことで、欲しい人により良いものを提供できることもあるし、

こだわりがあることで、自分の視野を狭めたり、選択肢が少なくなっちゃうこともある。

いいこだわりもあるけど、よくよく考えてみると、殆どのこだわりって、別になくてもなんとかなるものだったりするんだよね。

なんか上手くいかない、思いどおりにいかないって思った時、自分は何かにこだわってないか考えてみると、そこにはだいたい「こだわり」があることが分かります。

その「こだわり」は、思い込みによるものがほとんど。

・今までこの方法で上手くやってこれたから、これじゃないとダメ という思い込み。

・失敗や成功から学んで作られた、こだわりという名の思い込み。

その「こだわり」を持っていても、特に問題なければいいの。

でも、その「こだわり」によって視野や選択肢を狭めたり、人間関係に影響を与えてるとしたら…。

その「こだわり」、手放せるものなら手放せたほうがいいよね?

ただ、生きてきた中で、長年の習慣や先入観によって作られた「こだわり」を手放したり崩したりするのは、そうそう簡単なことじゃない。

私も、どちらかというと こだわる方なので、必要ないこだわりは手放すように意識してるんだけど、ここでは、私流の「こだわりを手放すプロセス」を紹介します。

【こだわりを手放すプロセス】

物事が上手くいかない、対人関係が上手くいかないと思った時に。

1. 「○○すべき」、「○○しなければならない」という思い込みはないか振り返ってみる。
「それって絶対に必要なの?」と自分に聞いてみる。

2. その「こだわり」に代わる代替案はないか考えてみる。

3. その代替案で実際にやってみる。

4. やってみて、これでも別に問題なかった、大丈夫だったという感覚を味わう。

 

です。どうかな?(^o^;)

 

例えば…。これじゃなきゃヤダ!って思っていた物が手に入らないから代替品を探したら、そっちのほうが値段が安かったり 使い心地が良かったり。

例えば…。ある食べ物は、ここのメーカー、ここのブランドのもの!って決めていて、それが手に入らなかった時、仕方なく別のメーカーのものを買ってみたら、あれ~?、これも案外イケるやん!ってことないですか?

こだわっていた物と同等だったら、別にアレにこだわる必要はなかったんだと思えたり、こだわっていた物よりメリットがあると分かったら、頑固にこだわっていたことを手放せるかも知れません。

 

私は、介護は機械じゃなくて人の手で!ってずっと思ってきて、移乗もヘルパーさんの2人介助でやってもらってました。

でも、あるきっかけで移動リフトを使うことになって、使ってみたら思ったより安全にできて、なにより人手が1人でいい。
2人分のヘルパー時間数を使ってたところを、1人分 他のことに当てられる。
というメリットがありました。

 

長年のこだわりを手放すには、それに逆らって違うことをする苦しみや違和感を伴うけど

この方法しかない!って思い込んでることって、案外 別の方法でも大丈夫な場合があるんだよね。

なんか上手くいかない、思いどおりにいかない!って思ったら、上記↑のプロセスのように、自分は何かにこだわってないか考えてみる。

そのこだわりを他のことに代替できたら、選択肢が増えて生活の幅が広がったり、1つ別の経験ができた!と思えます。

あなたのその「こだわり」、必要ですか?