こんばんは!
車いすカウンセラー、前田真規です。

 

今日は、朝から大きなプロジェクトに参加させていただきました。

 

午前中にそのプロジェクト、その後 ヘルパーさんが来て入浴介助を受け、午後からもヘルパーさんと訪問看護師さんが来て、最後に在宅クリニックの先生の往診。
つ、疲れた。

 

今日は、いつもお世話になっているJPA(一般社団法人 日本ピアカウンセリングアカデミー)の代表理事であり、ピアカウンセリングに必要な傾聴を教えてくれた、大橋稔先生がCEOの 株式会社エクセリーベ のプロジェクトに参加させていただきました。

 

エクセリーベは、”「ITによるメンタルケア」でみんなを、そして世界を元気に” をコンセプトとしています。

 

そのエクセリーベのメイン事業である
高齢者オンラインサービス「見守りん」「茶飲みん」を、この度「パソコムプラザ新浦安」様 に通われているシニア層の方々へ試験運用していただくという、大きなプロジェクト。

 

私も、今日を含めて来週、再来週と3週連続で対応させていただくことになり、今日は初回でした。

 

午前中、「パソコムプラザ」さんに通われてるご高齢の女性2人の対応をさせていただいたのですが、見守りや介護予防を兼ねた対話サービスということで、カウンセリングとは違う新たな発見や反省点もありました。

 

もっとも、パソコン教室に通われている積極的な方々なので、さらに積極的にITの勉強をしていただき、もっともっとお元気になってもらおうという楽しい対話サービスでもあります。

 

先月は、JPA(日本ピアカウンセリングアカデミー) が、上記と同様の新事業を始めるにあたって、愛知県東海市の特別養護老人ホームの高齢者の方と、在宅の方への対話サービスも担当させていただきました。

 

日本ピアカウンセリングアカデミーの代表理事であり、株式会社 仙拓寝たきり社長こと佐藤仙務さんが、その様子を東海市にプレゼンテーションして下さりました。

 

話は変わりますが、一昨日、私が住んでる市の同じ町内で、とても切なく残念な事件が起きました。
ニュースでご存知の方もいらっしゃると思います。

 

 

「妻とみられるミイラ化遺体の遺棄容疑で逮捕の男が死亡 愛知・江南市」(メーテレニュースより)

 

82歳の旦那さんは認知症を患っていて、81歳の奥さんがコタツの中で亡くなっていても、どうしたら良いのか分からず(理解できず?) 誰にも連絡できないまま時が経ってしまい、今回 民生委員さんの知らせにより発見されたそうです。

 

旦那さんも衰弱していて、取り調べ中に体調が悪くなって病院に運ばれたけど亡くなってしまいました。

 

老々介護の果ての悲しい事件。
これから超高齢化社会に向かう日本では、このような悲しい事件が起きる可能性が否定できません。

 

今回の事件も、ご近所付き合いはなかったのだろうか、ヘルパーさんの利用はしてなかったんだろうか、誰か 声をかけてあげる人の存在はなかったんだろうか…。

 

昨日と一昨日は私の家の近くにヘリコプターも飛んでいて、パトカーも何台も見ました。

 

町内で起きたこの事件のニュースを観た時、パッと頭に浮かんだのが上記の、見守りや介護予防を兼ねた高齢者への対話サービスです。

 

例えば独居の高齢者の方や、老々介護をされている高齢のご夫婦にこのサービスを定期的に実施できたら、高齢者に元気になってもらうだけではなく、最近 様子がおかしいこと等にも気づけて、今回のような切なく悲しい事件を防げる可能性も十分にあるのではないでしょうか。

 

行政の方にも、考えていただくきっかけになったら幸いです。